至善館のインパクト・エコノミーセンターでは、インパクト・ビジネスの創業者や政府・金融機関のリーダーなど、社会的インパクトの創出に関心のある人々が集まり、カジュアルな雰囲気の中でディスカッションや知識の共有を行うセミクローズドのイベント「Impact Night」を定期的に開催している。
石田 遼氏(株式会社NEWLOCAL 代表取締役)
先日、至善館キャンパスで開催された第3回Impact Nightでは、石田 遼氏(株式会社NEWLOCAL 代表取締役)と伊奈 友子氏 (経済産業省 中小企業庁 創業・新事業促進課長)を迎えました。今回は、地域社会の課題解決に取り組む企業が直面する問題や、それを克服するための新たな方法についてディスカッションする機会を設けました。石田氏は、土地の魅力を向上させ、人口減少などの困難を克服するために地域コミュニティと協力するNEWLOCALを構想し、創設するに至った自身のライフストーリーを語りました。
伊奈 友子 さん(中小企業庁 創業・新事業促進課長)
2人目のゲスト、伊奈友子氏は、持続可能性、社会的責任、コミュニティといった価値を優先するローカルゼブラ企業の創造と発展を可能にするエコシステム構築のための基本的なアイデアを概説しました。ローカルゼブラ企業は、ビジネスを通じて地域の社会的課題を解決し、多様なステークホルダーと協働し、社会的インパクトを生み出すリーダーであります。
基調講演の後は、参加者全員による活発なディスカッションとネットワーキング・セッションが行われました。