
求める人物像
(アドミッションポリシー)
至善館は経営大学院であり、ビジネスセクターからの学生(将来企業や事業の経営を担わんとする人材や、ビジネス起業を志す人材)を主対象としてはいますが、同時に、ビジネスセクターにとどまらず、国際機関、国や地方自治体などのパブリックセクター、さらにはNGOやNPO、ソーシャルエンタープライズ(社会企業)といったシビックセクターからの学生も広く受け入れています。至善館では、どのセクターにあっても、求められる次世代のリーダーには、パブリックマインドと鋭敏なビジネス感覚の双方を兼ね備えることが必要であると考えるからです。
入学者の受け入れにあたっては、次の3つの要素を重視しています。選抜審査にあたっては、これらの要素について入学者が持つ潜在性(ポテンシャル)を総合的に勘案します。
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1.自分自身の手で人生を切り拓こうとする姿勢
所属(あるいは自身が経営する)する組織において、自らイニシアティブをとって人やチームに影響力を発揮し、変化を創りだすリーダーシップを発揮した経験を持っていること。また、これまでの人生経験を通して形成されてきた“自分”という存在について、自分なりの認識をもっていること。また、至善館の教育課程の受講を通じて、自らを磨き、単なる機能別スペシャリストではなく、経営・起業(※)を担う人材をめざす意欲を持っていること。
※パブリックセクターからの出願者については、所属組織の政策立案や運営を担う意欲を持っていること -
2.知的な吸収能力と本質的な思考力
至善館の修士号教育課程を咀嚼し吸収するうえで必要となる、基礎学力、知的能力、知的好奇心、物事の本質を探究しようとする姿勢を有していること。その上で、事象の表層を安易に受け入れることなく、事象の根底にある複雑な要因を構造化し、事象と対峙するにあたっての自身の仮説を論理的に推論しながら形成し、建設的な議論ができる能力を有していること。
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3.人、組織、社会/世界への深い問題意識と、他者への貢献意欲
世界の情勢や社会を取り巻く状況に関心を持ち、時代の潮流や行く末に対して、問題意識を持っていること。また、自身が所属する、あるいは自身が経営する組織の課題と挑戦について、自分なりの考えをもっていること。そして、人間という存在や、人間の営みが創りだす組織活動やコミュニティ、社会に対して、理想主義にも悲観主義にも陥ることなく、また、表面的な理解にとどまることなく、現実と向き合い深く考察する姿勢を持っていること。何よりも、こうしたリアリティを伴う深い問題意識を、自分自身の中にとどめず積極的に他者と共有し、相互触発や切磋琢磨のなかで互いの学びと人間成長に繋げてゆく意欲を持っていること。
出願要項
- 出願資格
- 次の各項のいずれかに該当するもので、原則として、本学の入学までに、原則、常勤者として満3年以上の社会人経験を有する者
- 大学を卒業した者
- 学校教育法(昭和22 年法律第26 号)第68条の2第3項の規則より大学評価・学位授与機構から学士の学位を授与された者
- 外国において学校教育における16年の課程を修了した者
- 文部科学大臣の指定した者
- 本学において修了課程を受けるにふさわしい学力および実務経験があると認めた者
- 選抜方式
- 【第一次選考】書類審査
【第二次選考】面接審査 - 応募締め切り
- 3回の応募締切⽇を設け、それぞれの締め切りまでに応募いただいた方々について、締切後一ヶ月をめどに合否を判定します。なお、応募があり次第、書類選考、面接選考は締切りを待たずに取り進めます。
・第⼀次:2020年12⽉末
・第⼆次:2021年 3⽉末
・第三次:2021年 5⽉末 - 募集要項
- 募集要項ダウンロード(PDF)
- 出願方法
- 募集要項に沿って出願書類を準備し、エントリーください。
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出願書類の作成・用意、入学検定料納入
応募書類一式は以下よりダウンロードの上、ご準備ください。
※出願書類の作成言語は「入学後に受講される言語(日本語/英語)」によって異なります。 -
出願書類の提出
至善館への出願は、「入学検定料の振込」「オンライン出願システムでの出願登録」
「(原本提出が求められる)書類の郵送」の全てを行うことで完了します。
<オンライン出願の流れ>
①「受講される言語」の出願システムへアクセスください(外部リンク)。
②基本情報入力:
画面の指示に従い、基本情報を入力してください。
入力を途中で中断する場合は、一時保存が可能です。
③必要書類のアップロード:
以下の書類について、オンライン出願システム上から提出ください。
(1) 基本情報シート
(2) 学業・職務に関する履歴書 ※フリーフォーマット、A4 1 枚~最大 3 枚まで
(3) 志望動機書
(4) 検定料振込領収書の写し
(5) 派遣証明書(企業・団体等からの派遣の方のみ)
(6) パスポートの写し(日本国籍以外の方)
(7) 在留カードの写し〔両面〕(日本国籍以外の方)
④登録情報の確認・申請:
各項目の登録が完了したら「確認」ボタンを押し、申請を完了してください。
⑤各種証明書の郵送:
オンライン出願完了後、以下の書類を至善館事務局まで郵送ください。
●卒業証明書 ●成績証明書
※併せて、これらの書類をPDFにして、事務局あてにメール添付にてお送りください。
(これらの書類の入手に時間を要する場合や、PDFでの送付が困難な場合は、事務局にお問い合わせください。)
〔送付先〕
〒103-6117 東京都中央区日本橋二丁目 5 番 1 号 日本橋髙島屋ビルディング 17 階
⑥推薦状の提出依頼:
推薦者を 2 名選択し、推薦状の作成及び至善館への提出を依頼してください。
依頼にあたってはこちらのリンクを推薦者の方にお伝えください。
(推薦の依頼内容及びフォーマットが掲載されています) - 書類選考、面接審査日程の調整
- 面接審査
※昨今の新型コロナウイルス対応の一環として、面接審査をオンラインで実施させていただく場合があります。詳細は、応募書類提出後、事務局からご連絡を申し上げます。 - 合否のご連絡と入学のお手続き
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出願書類の作成・用意、入学検定料納入
- 学費等について
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入学検定料35,000円を除き、以大学院大学至善館でかかる費用は次のとおりです。
【全員の方に必要な費用】
- 入学金
- 200,000円
- 1年次授業料
- 2,400,000円
- 2年次授業料
- 2,400,000円
- 合計
- 5,000,000円
- 入学金は、入学年度のみ徴収します。
- 学費は、原則、それぞれの年度に分けて年額一括分を納入いただきます。2年分をまとめて納入いただくことも可能です。企業・団体が費用を負担されない方(個人の自己負担での参加の方)で、事情により年額一括の納入が難しい場合には、学期ごと(前期・後期)に分納いただくことも可能です。なお、お支払い方法につきましては、合格後に詳細を確認させていただきます。
- この他、教科書や参考資料等はご自身でご準備いただきます。
【該当者のみに必要な費用】
上記の他、海外フィールドスタディにご参加される方は、別途、実費が必要となります。 - 奨学金制度について
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至善館では、国籍やセクターを越えて、多様なバックグラウンドを持つ人々が共に学ぶ場を実現することを狙い、奨学金制度を設けています。奨学金は、1,000,000円(2年間)の学費給付を原則とします。但し、とりわけ優秀である方、経済的な事情によりこれ以上の支援を必要とする方については、4,800,000円を上限に給付を行う場合があります(なお、入学金200,000円については応募者の負担を原則とします)。アドミッションでの審査を経て、入学の許可を得た候補者の方が、奨学金制度への申請の対象者となります。
詳しくは奨学金募集要項(Scholarship Application Guideline)をご覧ください。 - 教育訓練給付金について
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大学院大学至善館の経営修士(専門職)プログラムは、厚生労働大臣より、教育訓練給付金の専門実践教育訓練として指定されており、一定の条件を満たせば、修業年限2年間で最大112万円の給付を受けることができます。【詳細なご案内】
- 学費ローンについて
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至善館では、学生へのサポートの1つとして、本学の授業料および入学金にご利用いただける学費ローンについて、次の3つの金融機関と提携しています。 融資資格・内容・返済方法等は、金融機関により異なりますので、詳細は、各社のウェブサイト(下に表示しています)をご覧ください。
至善館入学前の方へ
学費ローンの申し込みには、大学院大学至善館の合格証書(オファー・レター)が必要となります。合格前に申し込みはできません。
至善館の在校生の方へ
学費ローンの利用を希望される方は、至善館の事務局にご一報ください。
<提携の金融機関>
◆ジャックス「ジャックスの教育ローン」
◆SMBCファイナンスサービス「セディナ学費ローン」
◆オリエンタルコーポレーション「オリコ学費サポートプラン」