<循環未来デザインセンター 開設記念フォーラム>
日時: 2025年4月24日(木)18:00〜20:30(17:30開場) 場所: 至善館日本橋キャンパス(日本橋高島屋三井ビル17階|Google Map)& Zoomでのハイブリッド 司会: 加藤佑氏(ISL至善館 循環未来デザイン共同センター長) 講演: トーマス・ラウ氏(建築家) 議論: サビーン・オーバーフーバー氏(Turntoo共同創業者) 野田由美子氏(ヴェオリア・ジャパン代表取締役会長) 言語: 英語メイン、日本語サブ(日英の同時通訳*を行います) |
至善館では、過去数年にわたり、プログラムにサーキュラーエコノミー(CE)への挑戦を積極的に取り入れてまいりました。CEは経済革命であり、社会全体の再構築への挑戦であり、世界と日本の未来を考えるうえでの重要な支柱となるべきものとの信念に基づくものです。
この分野での人材育成と社会実装をさらに加速すべく、2025年4月にセンターを設立し、世界と連携しながら、日本におけるエコシステムの構築を推進していきます。
新たなセンターの設立を記念し、2025年4月24日(木)の夜に、キックオフイベントを開催いたします。本フォーラムでは、オランダから、サーキュラーエコノミーの第一人者であるトーマス・ラウ氏とサビーン・オーバーフーバー氏をお招きします。
ラウ氏は、CEの実践者として世界的に知られる建築家・思想家であり、サビーン・オーバーフーバー氏は、循環型ビジネスモデルと経営戦略の開発・実践において多数の企業を支援した実績をお持ちです。フォーラムでは、お二人が主導する「マテリアル循環革命」が創出するインパクトと未来ビジョンについてお話しいただき、ともに議論します。
本イベントは、広く一般に開かれたフォーラムですので、お気軽にご参加ください。
【登壇者】
トーマス・ラウ氏 | Thomas Rau
オランダ・フィリップス社が先駆的に導入した「Lighting as a Service(照明のサービス化)」のビジネスモデルの提唱者として広く知られています。さらに、建材を「マテリアルパスポート」として登録・追跡する建築資材のデジタル管理プラットフォーム(マダスター)を共同開発するなど、サーキュラーエコノミーの世界の第一人者です。マダスターは、サステナブル金融の先駆者であるトリオドス銀行の本社ビルや2025年大阪・関西万博のオランダ館など、先進的なプロジェクトで採用されています。
サビーン・オーバーフーバー氏 | Sabine Oberhuber
2010年にサーキュラーエコノミーへの移行をサポートするコンサルティング会社Turntooを、ラウ氏とともにオランダで設立。循環型ビジネスモデルと経営戦略の開発実践を様々な企業や公的機関を指導してこられました。ラウ氏と共著の「マテリアル循環革命(原題:Material Matters)」は、世界中で大きな反響を呼んでいます。
野田 由美子氏 | Yumiko Noda
経団連の環境委員長として、さらには、サーキュラーパートナーズ(政府が主導するというサーキュラーエコノミー推進の官民学連携プラットフォーム)のガバニングボードメンバーとして、さらには、経済同友会の地方創生委員長として、サーキュラーエコノミーを推進されています。「サーキュラーエコノミー」(日経文庫)の著者であり、また2025年4月上旬に出版予定のラウ氏・オーバーフーバー氏の共著「マテリアル循環革命」(彰国社、近刊)の監訳も務めています。
加藤 佑氏 | Yu Kato
リクルート出身の若手ながら、日本におけるサーキュラーエコノミー推進の草分けで、Ideas for GoodやCircular Economy Hubというネットメディアを運営すると同時に、ハーチ株式会社を通じて、企業や自治体におけるサーキュラーエコノミーの社会実装もアドバイスされています。