講師:根来 龍之(大学院大学至善館特命教授)
2025年11月5日 (水) 19:00〜20:30
@至善館キャンパス
インターネットの商用化から始まった「ビジネスモデルのデジタル化」の影響は、すべての産業に及んでいます。
その変化に終わりはなく、ソフトウェア化の進展、スマホの進化、IoT・AIの活用等によって、今や2回目以降の変化(二周目)の段階に入っているというのが本講義の問題意識です。
一周目の変化に十分対応できていない企業の状況はさらに厳しいものになっていくでしょう。
同時に、一周目で参入と成長に成功した企業も、第二世代・第三世代の新興企業からチャレンジを受けている状況があります。
この二周目以後のビジネスモデル変化への対応をめぐる状況と課題について、主な業界別に状況を分類して定石を示します。
ビジネスモデルのデジタル化の進展は、業界によってかなり異なります。このスピードと範囲の違いをふまえた対応が必要です。
本講義では、参加者自身の業界のデジタル化についてグループ討議も行いながら、一般化したフレームワークを示します。
【概要】
- 日時:2025年11月5日(水) 19:00~20:30 (受付開始 18:45~)
- 会 場:大学院大学至善館内キャンパス 日本橋髙島屋三井ビルディング 17階
- 定員:40名様(先着順)
【講師】
- 根来 龍之(大学院大学至善館特命教授)
京都大学文学部哲学科卒業。慶應ビジネススクール修了(MBA)。
10年の鉄鋼メーカー(経営企画等)勤務、
早稲田大学ビジネススクール教授・同研究科科長などを経て現職。
経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、組織学会理事、
米California大学Berkeley校客員研究員、CRM協議会顧問、
(自動車工業会)JNX運営委員などを歴任。
経営情報学会論文賞を3回受賞。企業顧問やセミナー講師など実業界との多様な接点を持つ。
根来研究室から200人以上の上場企業マネージャ、
Spectee社など15のベンチャー企業創業者が生まれている。
デジタル戦略、プラットフォーム戦略、新事業探索、ビジネスモデル策定などを専門領域とする。