スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー・ジャパン(SSIR-J)の発行体として、至善館インパクト・エコノミーセンターは、資本主義と社会イノベーションの未来を再構想するために、多様な視点が出会い、学び、協働する場を創出し、学術と実践を架橋し、社会変革を担うリーダーを育む活動に取り組んでいます。
その一環として、10月19日(土)、SSIR-J主催による「ソーシャル・イノベーション・モーニング」が、至善館キャンパスで開催されました。
企業、資金提供者、学術関係者、行政、NPOなど、ソーシャルセクターを横断する約110名の実践者が集い、社会変革の最前線を共に探求する朝となりました。
朝9時前から多くの参加者が集い、B Corp認証のコーヒーとクッキーを片手に活発な対話が交わされました。ブリーフィングの後、2ラウンドにわたって6つのテーマで分科会が実施されました。
- 「システムリーダーシップの夜明け」
- 「フェニックスとドラゴンのイノベーター物語」
- 「トラスト・ベースド・フィランソロピーの戦略的価値」
- 「イノベーションの未来は、コレクティブから生まれる」
- 「『スピンオフ』による非営利セクターの再活性化」
- 「研究の主導権をコミュニティへ」
どのセッションでも、登壇者と参加者が互いの知見や経験を引き出し合い、深い学びと共感が生まれました。
理論と実践が交差することで、新たな社会的インパクトの可能性が浮かび上がる時間となりました。
今回のイベントは、至善館インパクト・エコノミーセンターが目指す、「多様な知が交わり、新たな社会システムを共創する学びのコミュニティ」の姿を体現するものでもあります。
ご参加いただいた皆さま、登壇者、ボランティアスタッフ、そしてSSIR-Jチームの皆さまに、心より感謝申し上げます。