「成功するアントレプレナーのマインドセット
– 成否を分ける要素は何か?」
講師:長尾 俊介(大学院大学 至善館 准教授、副学長)
2022年2月22日(火)19:00-20:30
今日の世界の株式市場時価総額ランキングを見るとApple、Microsoft、Amazon、Alphabet(Google)、Tesla、Meta(Facebook)と強烈な個性を持つアントレプレナーによって設立されたテクノロジー企業が上位を占めています。
これらの企業は短期間の間に急成長を遂げ、新しい製品やサービスを世に送り出し、グローバルに事業を拡大させ、大量に雇用を生み出し、社会に多大なるインパクトを与えています。 一方で、一般的には、スタートアップ企業が成長を続けて、IPOや事業売却などエグジットまで辿り着く割合は高くありません。スタートアップ起業家が持つべきマインドセットをより深く理解し、成功する確率が上げられるようなフレームワークを得ることは可能でしょうか。
本セッションでは、スタートアップへのベンチャー・キャピタル投資を行うWhite Star Capitalでベンチャー・パートナーも務める長尾俊介准教授が、起業家やスタートアップを理解するための実践的な概念をご紹介します。また、さまざまな形でスタートアップ企業やアントレプレナーと協業したい方や、自身で将来起業を考えている方に向けて、その成功確率を上げる(あるいは失敗する確率を下げる)ためには何をすべきかを、事例を交えてお伝えします。 |
長尾 俊介
Shunsuke Nagao
スイス、ジュネーブ出身。欧米・アジアのスタートアップ企業に投資をするホワイトスター・キャピタル(WSC)のベンチャー・パートナーであり、ユリーカ・ジャポン有限会社の代表取締役社長。また海外企業の日本での政策渉外のコンサルティングを行うバウアー・グループ・アジアの日本副代表。
以前は日本と米国シリコンバレーの企業間交流を促進するシリコンバレー・ジャパン・プラットフォームの事務局長を務め、その前は世界経済フォーラムのジュネーブ本部、パリでのスタートアップ、ゴールドマン・サックス証券及びモルガン・スタンレー証券で勤務。
慶應義塾大学商学部卒、INSEADにてMBA取得。スイス、日本、フランスの三カ国で育ち、英語とフランス語を話す。