「なぜMBAで学んでも、社内起業に失敗するのか」
講師:石川 明(大学院大学至善館 特任教授)
(本イベントは終了いたしました。)
実務である程度経験を積んだ方が、MBAでビジネスのことを体系的に学び直す機会を持つことは、ビジネスパーソンにとって、とても有意義であることは間違いありません。 ですが一方で、MBAで学んだからといって、職場に戻った後に、必ずしも活躍できる方ばかりでもない、というのが現実です。せっかく学んだ様々な理論やケースを、実践の場で活かすのが難しいと悩む方も多くいます。 MBAで学んだ方が社内起業において失敗する理由の多くは、人や組織への深い洞察の欠如にあると思います。 社内起業は、正論を振りかざし、ビジネスモデルを磨き、収支計画を詰めるだけでは、経営陣から承認を得ることはできません。 青臭い志も、起業においては、人と組織を動かしていく上で大切な原動力の一つですが、それだけでは組織の高い壁は越えていけません。 アントレプレナーシップとビジネススキルを合わせ持ち、既成概念に捉われず本質的な価値を問い続け、 真摯に自身の使命、そして社会と対峙し続けられるリーダーがその壁を超えていくことができます。 このような問題意識を持っている方は、ぜひご参加ください。
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【当日のタイムライン】
19:00 至善館の概要の紹介
19:10 体験授業の講義
20:00 至善館卒業生との対話
20:15 Q&A
20:30 終了 (体験授業終了後、希望者のみを対象に学校説明会を継続して実施。)
石川 明
Akira Ishikawa
1988年 株式会社リクルート社に入社
1993~2000年 株式会社リクルート 新規事業開発室マネージャとして新規事業提案制度「New-RING」の事務局を務めるなど、新規事業開発に従事
2000~2009年 オールアバウト社の創業に参加。事業部長、編集長等を務める。2005年にJASDAQに上場。
2010年 株式会社インキュベータを起業。大企業を中心に通算で150社、2,500案件、5,000名以上の社内での新規事業起案を支援。
著書に「はじめての社内起業」(2015)、「新規事業ワークブック」(2017)、「DeepSkill」(2022)がある。