2024年1月18日(木)19:00〜20:30
講師:岩嵜 博論(大学院大学至善館 特任教授)
(イベントは終了いたしました。)
近年、ビジネスの世界でもデザイン思考が話題になる一方で、日本においてはデザイン思考を学ぶ機会が少ないのが現状です。
大学院大学至善館のMBAプログラムでは、ビジネス系科目やリベラルアーツ系科目の他に、デザイン思考を学ぶクラスがあります。本体験授業では、当分野の第一人者である岩嵜博論氏からデザイン思考のアプローチやマインドセットについて学びます。 デザイン思考の核とも言えるアクティビティには、以下のようなものがあります。
デザイン思考がユニークなところは、これらをベースにしながら、人間中心主義・コラボレーション・探究と実験による気付き、などを通して考えることです。 デザイン思考は我々が持つ創造的なエネルギーを解放し、プロセスを根本から変えることを可能にします。それは、社会のニーズを知り、テクノロジーの可能性を追求し、ビジネスとして成功させる、という現代のビジネスリーダーに求められる重要な素養です。
デザイン思考は、デザインに精通しない方にも、製品開発やビジネス、社会イノベーションなどで直面する課題に対処するための、創造的なツールを提供することができます。 このツールキットを身につけることで、問題分析や製品・プロセス開発、イノベーションへの新たなアプローチが可能となります。
当日は、デザイン思考のマインドセットについてご紹介し、デザイン思考が実際どのようにビジネスに活かされるかを、実際の企業をケースとして紹介します。 |
【当日のタイムライン】
19:00 至善館の概要の紹介
19:10 体験授業の講義
20:00 至善館卒業生との対話
20:15 Q&A
20:30 終了 (体験授業終了後、希望者のみを対象に学校説明会を継続して実施。)
【講師】
岩嵜 博論
Hironori Iwasaki
リベラルアーツと建築・都市デザインを学んだ後、博報堂においてマーケティング、ブランディング、イノベーション、事業開発、投資などに従事。2021年より武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科に着任し、ストラテジックデザイン、ビジネスデザインを専門として研究・教育活動に従事しながら、ビジネスデザイナーとしての実務を行っている。 ビジネス×デザインのハイブリッドバックグラウンド。主な受賞にRed Dot Award: Communication Design、D&AD Awards Design Transformation Categoryなど。著書に『デザインとビジネス 創造性を仕事に活かすためのブックガイド 』(日経BP 日本経済新聞出版)、『機会発見―生活者起点で市場をつくる』(英治出版)、共著に『パーパス 「意義化」する経済とその先』(NewsPicksパブリッシング)など。イリノイ工科大学Institute of Design修士課程修了、京都大学経営管理大学院博士後期課程修了、博士(経営科学)。