「共感が生みだす社会イノベーションの可能性」
~今すべてのリーダーに必要な共感性を連鎖させる力とは〜
講師:鵜尾 雅隆(大学院大学至善館 教授)
現在、高齢化や孤独・孤立といった現代特有の社会問題をはじめ、様々な課題が顕在化しています。現代を生きる全ての企業、行政、NPOのリーダーにとっては、社会の不確実性がますます高まっていることを前提に、事業を構築する発想が必要となります。また、資本主義の限界も語られる中、未来の新たな資本主義の評価軸の一つに、「社会問題の解決への貢献」という軸が真剣に議論されるようになっています。
そうした中で、NPOやインパクトスタートアップといった、社会問題解決への貢献を主目的としつつ持続的なビジネスモデルを両立させることもクローズアップされてきています。そうした組織が生み出す社会イノベーションをとらえる際に、「共感」が持つ本質的な可能性とリスクへの理解が重要です。
この体験授業では、至善館の授業である「ソーシャルビジネスとインパクト~社会的インパクトの創出とマネジメント」をベースに、これからの社会イノベーションを生み出すリーダーにとって必要な発想力を、「共感」という軸で体感していただきます。 |
【当日のタイムライン】
19:00 至善館の概要の紹介
19:10 体験授業の講義
20:00 至善館卒業生との対話
20:15 Q&A
20:30 終了 (体験授業終了後、希望者のみを対象に学校説明会を継続して実施。)
鵜尾 雅隆
Masataka Uo
大学院大学至善館 副学長・教授、インパクトエコノミーセンター長。認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会代表理事。GSG 社会インパクト投資タスクフォース日本諮問委員会副委員長、Asia Venture Philanthropy Network, Japan Advisor、全国レガシーギフト協会副理事長、寄付月間推進委員会事務局長、非営利組織評価センター理事なども務める。JICA、外務省、NPOなどを経て2008年NPO向け戦略コンサルティング企業(株)ファンドレックス創業、2009年日本ファンドレイジング協会を創設し、2012年から現職。認定ファンドレイザー資格の創設、アジア最大のファンドレイジングの祭典「ファンドレイジング・日本」の開催や寄付白書・社会投資市場形成に向けたロードマップの発行、子供向けの社会貢献教育の全国展開など、寄付・社会的投資促進への取り組みなどを進める。