江戸三大祭りのひとつ、山王祭が6年ぶりに日枝神社で再開されました。
至善館の学生と卒業生は、山王祭の神幸祭に初めて参加し、ユニークな精神的体験と日本橋コミュニティとの絆を深める機会を得ました。6月7日(金)、早朝から夕方まで、錦旗担ぎや象山車曳きとして、東京の中心部を巡りました。
神幸祭は、御鳳輦二基・宮神輿一基・山車六基が、王朝装束に威儀を正した総代役員や氏子青年の奉仕により、300mの神幸行列があります。
6月9日(日)、至善館は山王祭のもう一つの重要行事である下町連合渡御に参加しました。当日は、日本橋、京橋、茅場町、八丁堀から16基の神輿が集結し、至善館は日本橋二丁目通の神輿担ぎに加わりました。
「えっさ、ほいさ」と掛け声をあげながら、賑やかな行列は日本橋まで進み、担ぎ手は橋の中央の道路元標の上で、神輿を天に向かって持ち上げました。最後は、重要文化財となっている髙島屋日本橋店の入口に神輿が入り、祭りは大盛況のうちに幕をおろしました。