2024年3月19日、東京 – この度、至善館は、マレーシアのペナンにあるマレーシア科学大学(Universiti Sains Malaysia、以下USM)と覚書を締結いたしました。この戦略的パートナーシップは、過去数年にわたる”Future of Capitalism”(資本主義の未来)プログラムにおける至善館との友好関係をより強固にするイベントとなりました。
3月19日に行われたMoU調印式では、両大学の代表者が一堂に会し、協定に署名しました。至善館からは野田知義学長、吉川克彦副学長、USMからはFathyah Hashim准教授 博士(経営管理研究科長)、Nur Mariyam Musa氏(教務課長)、 Jeffrey S.S. Cheah博士(経営学修士プログラム・マネージャー)が出席しました。
至善館とマレーシア科学大学は、過去数年に渡る「資本主義の未来」プログラムでの連携を経て、学術交流や共同研究を促進するため、さらなるパートナーシップの強化に取り組みます。
MoUは、「資本主義の未来」プログラムに関する連携の拡大に加え、共同研究プロジェクト、教員・学生交流プログラム、両大学間の学術協力をさらに強化するためのイニシアティブについて記載しています。
至善館とUSMは、今後もさらに協力関係を深め、教育レベルの向上、グローバル・シチズンシップの育成、21世紀の課題に対応できる学生の育成に取り組んでいきます。
至善館について
至善館は、アジア、特に日本からスタートし、伝統的なビジネススクールの教育モデルを超え、グローバルリーダーシップ教育のパラダイムシフトを実現することを目指す教育機関です。研究・教育活動の充実を図り、グローバル・リーダーシップ教育における変革の起爆剤となるべく、世界各国と様々な連携活動を進めています。
マレーシア科学大学について
マレーシア科学大学は、教育プログラムの充実と強化に努め、卓越した教育プログラムを補完するために様々な取り組みを行っているマレーシア随一の研究大学です。USMは、その研究・教育施設、経験、そして様々な分野にわたる専門家を擁し、研究内容の充実と産業界のネットワーク強化のため、多くのステークホルダーと様々な協力協定を結んでいます。
「資本主義の未来」プログラムについて
「資本主義の未来」プログラムは、IESEビジネススクール(スペイン)と至善館(日本)が主導し、5大陸15校のビジネススクールや教育機関と連携した新しいグローバルリーダーシップ教育プログラムです。様々なバックグラウンドを持つ学生やゲストスピーカーが集まり、現代の経済や社会が直面する課題や機会について議論します。このプログラムは、参加者個人の思考の転換やコミットメントを誘発するだけでなく、ネットワーク構築の機会となるようデザインされています。プログラムは、様々な背景を持つトップ経営者、起業家、政策立案者、活動家、学者が、自身の経験や考察を参加者と共有することを中心にすすめられています。