プログラムの特長
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8月下旬開講の2年制で、
講義・演習は平日夜間と週末至善館のプログラムは、グローバルスタンダードに合わせて秋の開講となります。教育課程は1年2学期(前期:8月下旬~1月上旬、後期:1月上旬~8月下旬)の2年制です。講義・演習は原則として平日夜間と土曜日または日曜日に行うため、キャリアを中断させることなく、通学することが可能です。
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少数精鋭の多文化環境
至善館は、2クラス80名(1クラス40名)を1学年の定員とする少数制です。学生は、日本だけでなく、アジア各国、世界各地から受け入れ、講義や演習の使用言語を日本語または英語とすることで、学内に多文化環境をつくり出します(日本語・英語いずれでも卒業可能)。
プログラムの概要
- 学位名称
- 経営修士[専門職]
Master of Business Administration in Design and Leadership for Societal Innovation - 入学定員
- 80名
- 修業年限
- 2年
- 学期
- 1年2学期(秋・春)制
- 前期(秋学期)
- : 8月20日~1月10日
※冬期休暇:12月下旬~1月上旬
- 後期(春学期)
- : 1月11日~8月19日
※夏期休暇:8月上旬~8月下旬
- 授業時間帯
- 平日夜間(18時30分~21時45分:7-8限)・土日祝日(8時45分~20時00分:1-6限)
- 履修言語
- 日本語・英語
(日本語・英語いずれでも卒業可)
※一部、「英語のみ」・「日本語・英語(併用)」の科目があります - 修了要件
- 46単位以上を修得し、必要な演習(指導)を受講すること
カリキュラム・ポリシー
- 独自のリベラルアーツ教育を通じて、世界観・歴史観・人間観を醸成し、個々の信条、理念、哲学となる「全人格な基軸力」を涵養するとともに、過去の潮流と現在の課題を理解し、未来の予兆を感じ取る洞察力を伸ばす。
- 経営人材としての全体俯瞰的・包括的視座を養うため、企業活動を諸機能ごとに細分化して学ぶのではなく、経営全体のプロセスの中での必要性を絶えず意識しながら、知識・スキル・思考法の習得を目指す。と同時に、管理者育成の教育パラダイムからの脱却を図るために、デザインスクールやイノベーションスクールのエッセンスを取り入れ、未来に求められる新たな事業像・経営像・経済社会像を構想でき、イノベーションを起こしていくための柔軟な思考力と感度を獲得できるようにする。
- 至善館の教育の目的は、学生が習得したスキルや知識を実践の場で活用することにある。そこでは、「リーダーとしての実現力」が何よりも求められる。構想の実現にあたっては、周囲の共感と信頼を得て、人と組織に波紋を広げていくことが求められるが、至善館のプログラムでは、そうした行動の源泉となる人間的な魅力・度量・器を培うため、人と向き合い、人と協働し、人を動かすうえでの自身の行動特性や、リーダーとしての強み・弱みを知るためのアセスメント、他者からの観察とフィードバック、チームによる協働作業の場での、自身の行動や貢献に関する自己診断やメンバーからのフィードバックなどを、プログラムに積極的に織り込む。
- リーダーシップは、思い、志、情熱がなければ十分に発揮できないことはいうまでもない。他者からの命令や周囲から評価されるという外的な動機づけだけでは、不確実性やリスクと対峙し、時に逆境に耐えて挑戦を続けることはできない。残念ながら、思い、志、情熱という内発的なドライバーは、知識の修得で身につくものではない。自分は何者なのか。何をするために生を受けているのか。自分が人生を通じて成し遂げたいことは何か、といった一連の問いを繰り返し自分に投げかける中で、所属や肩書による制約から解放された「個人としての意志力」として、より明確となるものである。こうした認識から、至善館のプログラムでは、心理学やコーチングの手法を積極的に取り入れ、内省、自己との対話を促すワークショップを繰り返し実施する。