至善館リベラルアーツセンターの開設
2024年03月12日
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ISL至善館では、リベラルアーツセンター(英語名:Shizenkan Center for Liberal Arts and Leadership、 中国名:世界文明中心)を開設する運びとなりました。これを記念し、クローズドなキックオフイベント「いま、何故、リベラルアーツか」を開催しました。

センターの共同代表である近藤誠一氏(至善館特別招聘教授、元文化庁長官)と橋爪大三郎氏(至善館教授、宗教社会学者)から、それぞれ、問題提起をいただいたあと、センターの世話人である長谷川眞理子氏(人類学者、日本芸術文化振興会理事長、前総合研究大学院大学学長)、中島隆博氏(東京大学東洋文化研究所 所長・教授)、鈴木寛氏(東京大学公共政策大学院教授、元文部科学副大臣)に加わっていただき「経営リーダーにとってのリベラルアーツの必要性と意義」を議論しました。

 

過去数年、地球規模での分断と混迷が急速に進み、持続可能性への懸念が一層深刻化しています。さらには、AI・生命技術のあまりに急速な進化が光と陰を同時にもたらす中、私たちはあらためて、人間、社会、世界という物事の本質に立ち戻り、現状と対峙し、未来を展望する必要に迫られています。社会、プラネットを含む多くのステークホルダーとの関わりの中で、未来への判断を迫られる経営者リーダーにとって、人間・社会・世界の全体俯瞰と、自身と自社が依って立つ哲学・理念の確立が急務であると思料します。

至善館では、今般開設するリベラルアーツセンターの活動を通じて、これまでの教育アプローチをさらにブラッシュアップすると同時に、独自の教育パラダイムを、より広く、世界に向けて発信して参 る所存です。

 

 

 

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