至善館の学びの体現者として、企業を成長させ、全人格経営リーダーのモデルになる
高木良和 さん Class of 2021(アカデミック・ディスティンクション)
今の仕事について、簡単に紹介いただけますか?
至善館卒業後、2021年4月に株式会社オプトからデジタルホールディングスグループの本体に転籍しました。グループ全体の経営戦略の構築を担当していました。主なミッションはグループCOO直下のヘッドクオーター組織として、グループのパーパス策定から経営コンテキストの策定、ホールディングス傘下の事業会社が一体となった文化の醸成などでした。また、グループ会社2社の派遣取締役も兼任しました。その他、グループのESGプロジェクトへの参画や、自身がプロジェクトオーナーとして2つの事業R&Dを進める等、至善館での学びが体現できる仕事に従事しておりました。2024年1月からは、グループの新三ヶ年計画に伴い、新規領域の事業立ち上げのオーナーを担っております。
以前はどんなお仕事をしていましたか?
デジタルホールディングス傘下の事業会社オプトに所属し、デジタルマーケティングを軸とした顧客プロモーションの支援を行ってきました。2016年から2021年4月の転籍までは、メディア戦略部の部長でした。GAFAやYahoo!・LINEなど国内外のメディア企業と向き合い、最新・最先端のテクノロジーを用いた広告メニューの開発や広告配信ツールの仕入れ責任者を務めていました。
卒業後、仕事やキャリアにどのような変化がありましたか?
卒業間近に、グループ本体に転籍しました。それまでは、事業会社の一つの部署の責任者でしたが、卒業後はグループのパーパス策定から、どの様にグループ全体を成長させていくかなど、グループの未来を担う立場に携わらせてもらいました。また、グループCEOはじめ、CxO陣の戦略会議などの事務局も担当しており、議論への参加や意見を述べる機会があり、経営の中枢に関われるようになりました。
至善館での学びと、その学びのあなたのキャリアへの影響について、どのように振り返りますか?
至善館での学びは、私のキャリア、そして人生に絶大な影響を与えました。我々は何のために存在するのか、そして企業は何のために社会に存在するのか。常に、「世の中・社会」という視点から考える思考と視野を至善館で手に入れることができました。それにより、弊社が何のために存在し、どの様に成長していくべきか、どう在りたいか、迷いなく自分の考えを述べられるようになりました。自分なりの軸を持てたことが、現在のキャリア・ポジションに直結したのだと思います。
あなたのリーダーシップの旅の次のステップについての展望は?
至善館での学びを、デジタルホールディングスで体現することです。至善館では、企業はどう在るべきか、その上で経営リーダーはどういう存在であり、どういう組織構成であれば企業は成長するのかを学びました。企業論・経営政策・OBHRM・哲学や比較宗教学・システムシンキング、etc 様々な切り口で、とても大事な、そして凝縮された学びを得られました。だからこそ、この学びを座学で終わらせず、プライム市場上場企業の中で試したいと思っています。それによって大きく花開くような結果を出し、弊社が至善館の学びの体現者というフラッグシップモデルになれるように邁進したいです。
至善館に応募しようとしている将来の仲間へメッセージをお願いします。
人生観は変わります。一人ひとり、立場によって様々な顔があります。仕事でいえば、役職、上司部下、プロジェクト毎の役割、自社から見てと、顧客や関係会社からみての自分。プライベートでいえば、親から見ての自分、夫or妻、パパorママ、兄姉、弟妹、友達から見ての自分、etc。 様々な顔、立場で生活していますが、どの視点から見ても変わらない自分自身の人格があります。明確で「ブレない軸」を得ることが至善館では、できます。これこそが「全人格」だと私は捉えており、ぜひ至善館での濃密な二年間を通して、「全人格経営リーダー」を目指す旅を楽しんでもらいたいです。