至善館のプログラム
4つのコンピテンシー
至善館のプログラムでは、カリキュラムの骨子に、
4つのコンピテンシー(能力・資質)を据え、
それらの涵養を図る教育を提供します。
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1.個人としての意志力
自分は何者で、何をするために生を受けたのかという問いを通じて、使命感を身につけ、人生ビジョンを持って行動し、同時に、人としての成長を継続する力。
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2.経営人材としての構想力
高い視座と長期的な視点を持ち、物事の本質を追求しながら、時代の変化と環境の変容を先取りし、過去や慣習にとらわれることなく、経営者・起業家視点で、新しい事業・組織・経営のあり方を構想する力。
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3.リーダーとしての実現力
構想の実現に向けて率先垂範で行動し、人々と真摯に向き合い、共感と信頼を得て、組織と社会に波紋を広げながら、創造と変革を牽引する力。
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4.全人格な基軸力
歴史観・世界観・人間観に裏づけられた確固たる信条・理念・哲学と、社会の一員であるとの自覚・責務感を併せ持ち、自ら確立する基軸を拠り所として、ぶれずに判断し行動する力。
全人格経営リーダー人材が
備える6つの要素
より具体的には、次の6つの要素を兼ね備えた
全人格経営リーダー人材への成長を支援します。
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1自ら構想し、
自らをリードし行動する実践者三人称で物事を語る頭でっかちの批評家ではなく、理論に裏付けられた知識やスキルを昇華し、知行合一で、変革と創造に挑む実践者(Doer)
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2経営を包括的な視座から俯瞰・統合し、
事業・組織を舵取りする経営人材事業活動や組織運営の全体を俯瞰し、環境の変化、イノベーションの潮流、パラダイムシフトと対峙しながら、包括的かつ長期的視野で、事業活動や組織運営の未来を自らの手で構想し得る経営人材(経営者・起業家人材)
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3共感と信頼で人を動かすリーダー
論理をもって構想を裏付け、情熱と信念を持って構想を周囲に語り、人々の賛同・共感・信頼を得て、組織と社会に波紋を拡げられるリーダー
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4自らも社会の一員であるという自覚を
持った全人格なリーダー時と場合によって人格を使い分けることなく、経営プロフェッショナルであると同時に社会やコミュニティの一員でもあるという、社会全体の未来に対して責任を引き受ける全人格リーダー
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5確固たるアイデンティティを持つとともに、
多様性を受け入れるグローカル人材グローバルとローカルの二項対立を超えて、偏狭な自国中心的なものの見方に陥らず異質なものを受容できる感度をもった「グローカル(Glocal)」な人材
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6自分自身の確固たる価値観を拠り所に
判断・行動する、自立・自律した人材世間や周囲からの評価に依存することなく、自らの価値観・信条・信念に基づき、判断し行動でき、その結果に対する責任を負うことのできる人材