【栗島正和奨学生インタビュー】第6期生 田中紗枝さん「薬で救える未来を目指して」
2023年10月11日
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栗島正和奨学金は、故・栗島正和氏の想いと意志を体現するような、未来のリーダー人財の育成を目指して、有志による寄付のもと設立されました。今年8月に入学をした、栗島正和奨学生第1号の田中紗枝さんにお話しを伺いました。

 

 

− まずは、自己紹介をお願いします。

田中紗枝です。東京出身、大学卒業後、日本の製薬会社に勤めています。これまで、栃木県で7年半MR(医療情報担当者)に従事し、その後、本社でアライアンスマネジメントを担当する部署や新しいワクチンの導入を検討する部署で働いています。

 

− なぜ至善館に出願しようと思ったのですか?

本社勤務になった頃から、全社的なマネジメントについて考える機会が増え、学び直しの必要性を感じ始めていました。同時に、本社で出会った上司が一会社員としてだけでなく、考え方や言動など一人の人として本当に尊敬できる方でした。その上司がMBAを取得しているのですが、常に視点が高く、多角的で、様々な複雑な要素をうまく整理しながらお話しをしているのをみて、自分もそうなりたいと思い、MBAに興味を持ち始めました。

至善館のことは、私の恩師にあたる人で、至善館の設立母体であるISLのリーダーシップフ ログラムを卒業された方から聞きました。

至善館のHPを見て、自分の人生の目的は? 自分は一体何者?という疑問が沸き起こり、至善館のユニークなプログラムに強く魅かれました。授業料が高いので、3ヶ月くらい悩みましたが、その間、アドミッションイベントに参加したり、至善館のアドミッション事務局の方に相談にのっていただきながら、出願に至りました。

 

− 入学されてからまだ2週間ですが、これまでにどのような学び・気づきがありましたか?

至善館の面接選考がとても独特で、私は全くうまく話せなかったので、そんな難しい選考を通った人たちが集まるんだと思い、毎日緊張しています。オリエンテーションでは、自分の視野がひろがるようなワークがたくさんあり、クラスメイトとのディスカッションでは、自分の考えがとても浅いことに気づかされました。

 

− 栗島正和奨学金に応募したきっかけは何でしたか?

実は、至善館に出願するにあたって、2年間に渡って授業料が支払えるか自信がなく、出願を諦めた時期がありました。そんな時に、至善館のことを紹介してくださった方から、栗島正和奨学金があることを伺いました。学費を全額支援していただけるという、非常に魅力的な奨学金なのですが、当初、自分が応募資格に相応しいとは、思えませんでした。

でも、至善館で開催された最終ゼミ発表会に参観させていただき、学生の皆さんの自信にあふれた素晴らしいスピーチを聞いて、「2年後、自分もこうなりたい!」と強く感じました。そして、このチャンスを逃したらずっと後悔する、と思い直し、至善館への出願と栗島正和奨学金への応募を決心しました。

 

− 奨学金が授与されると聞いて、どのように思いましたか?

本当に、私でいいのだろうか、と思いましたが、これは私と栗島さんとの約束ができたのだと思い、責任が一つ増えたように感じています。せっかくいただいたチャンスなので、最大限の努力を続け、絶対に後悔しない2年間にしたいと強く思っています。

 

− 2年間の抱負をお聞かせください。

多くの方が必要とするような新しい薬を日本に導入して、難病に苦しむ患者さんを助けたいです。また、自分を成長させてくれた医療業界に恩返しがしたいと思っています。栃木県でMRをしていた頃に出会った尊敬する医師の方に、「薬で救える未来がある」と言っていただいたことがいまだに忘れられなくて、私も、薬で救える未来を創るために、どんなことができるか、至善館の学びを通して展望したいと思っています。また、将来は、製薬会社の枠を超えて、これまで興味があった教育など新しいフィールドでも活躍できるようになりたいです。

 

− これから栗島正和奨学金を志願する後輩に向けて、一言お願いします。

至善館の授業料は、日本の他大学に比べると確かに高額ですが、至善館では栗島正和奨学金だけでなく、至善館独自の奨学金が用意されているなど、非常に手厚いサポートがあります。金銭的な面だけで出願をあきらめるのは、とてももったいないです。ぜひ、至善館のアドミッション事務局に相談してみてください。

2023年8月31日)

 

【参考リンク】

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【お問い合わせ】

 大学院大学至善館 アドミッション事務局

 住所: 〒103-6117 東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング17F

 E-mail:admissions@shizenkan.ac.jp

 

 

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